67diary

67歳の日々の記録〜プロ野球とかドラマとか好き

韓国ドラマ「39歳」

「39歳」は、とても癒やされるドラマで、誰かが辛く悲しい時、そっと寄り添ってくれる友人、家族、恋人がいるっていいなあとつくづく思ったドラマでした。

 

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視聴するきっかけになったのは、「賢い医師生活」で印象的だったチョン・ミドが、出演していたこと。脚本が「82年生まれ、キム・ジヨン」のユ・ヨンアだったことも興味を持ちました。

 

内容は

高校時代からの親友、独身女性3人の深い友情とロマンスの物語。

もうすぐ40歳になる3人は、嬉しいことも辛いことも共に乗り越えてきた親友で、よく笑ってよく飲んで、プライバシーはないほどの仲の良さ。これからもずっとこんな日が続くのだろうと思っていた。

そんなある日、その一人チャニョン(チョン・ミド)が、癌で余命半年という残酷な宣告を受けます。混乱する三人はこれから何をどう選択して、過ごすのだろうか・・・

 

感想

チャニョンの気持ちはもちろん、ミジュとジュヒ、家族、恋人たち、それぞれ立場は違いますが、遺される側の思いがとても丁寧に描かれていて、誰の立場でも共感できます。

やはり一番印象に残ったのは、チャニョン

病魔と戦いながらも、自分のやりたいことをし終えると、あとは周りのこと、遺される人のことばかりを気遣うチャニョン・・・。チャニョンが健気すぎて、チャニョンのシーンは涙なしには見れません。

ジンソクとの関係も(元彼プラトニックな不倫関係)、形にとらわれないというか、病気発覚後は特に、ジンソクの幸せを第一に考えるところが、チャニョンらしいし、長年そうして愛を守ってきたからこそできたのかななんて思います。

 

そして、ミジュ、ジュヒ、男性陣、ジンソク(イ・ムセン)、ソヌ(ヨン・ウジン)、ヒョンジュン(イ・テファン)、彼女たちの家族らの気持ちも痛いほど伝わってきます。

何をすればいいのか?悩み苦しむミジュ、ジュヒでしたが、してあげたいこととチャニョンのしてほしいことが前倒しで一致した形の最後のイベントは素晴らしかったです。やはり、当の本人の希望を叶えられるようサポートするというのが、一番かなとも思いました。

それぞれが重くのしかかる問題を抱えながらも、それでも日常を何事もないように過ごしていて・・・。それも「39歳」という年齢だからこそ。

 

 

出演するチョン・ミド、ソン・イェジン、キム・ジヒョンは、2022年に40歳を迎えたとのこと。すっかりベテラン女優さんで、登場人物の複雑な感情を上手に表現されていて、さすがの演技力でした。ますますチョン・ミド好きになりそう。

そして、ジンソク役のイ・ムセンも、今まで「王になった男」「夫婦の世界」など観てきたのに印象が薄かったですが、今回は魅力的な役でした。これから注意して見ていこうと思いました。